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農作物の育つ過程をみなさんと一緒にシェアしたい

Report

Bocchiのピーナッツ種まき会 2016

2016GW初日の4月29日(金・祝)。
週間予報で心配していた強めの雨も明け方にはすっかりとあがり、明るい太陽が薄っすらとのぞく、気持ちの良い種まき日和になりました。
昨年から本格始動した私たちBocchiですが、短期間のなかでもこれまで本当にたくさんの方々との出逢いがあり、種のこと、育てることの意味について考える機会をたくさんもらいました。そんな経緯もあって、「2016年は、落花生の種まきを絶対ユーザーのみなさんと一緒にシェアしたい」という思いを膨らませていました。ですので、この日が迎えられたこと、実現できたことは、私たちのなかでの小さな、しかし大きな前進になりそうです!

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今回は、大人、子供合わせて総勢25名ほどのユーザーのみなさまにお集まりいただきました。自社の圃場に到着すると子供たちは早々に靴を脱ぎ、そしてさらに靴下をも脱ぎ捨て、植え付け用に畑にかけたマルチとマルチとのあいだをすり抜けるように元気いっぱいに走り回ります。太陽の熱でほんのりと温かくなった、砂まじりのサラサラした土がなんとも気持ち良さそうです。

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家庭菜園などで野菜を育てている方は認識があるかと思うのですが、さまざまな野菜にはそれぞれ、しっかり発芽させるためのコツがいくつもあったりします。種をまく向きだったり、土への埋め方だったり。
いちばんはじめは弊社加瀬常務より、落花生における上手な種のまき方のイントロダクションがありました。
落花生の種は、落花生そのもの。しかし、焙煎など加工されていない生の状態のもの(生きているもの)が種となって発芽します。ラグビーボールのような形状をした落花生ですが、片方から根が、そしてもう片方から芽が出てきますので、発芽するときに逆さにならないよう、土に対して横向きに置いて埋めるのがポイントです。たまに半分に割れてしまっているものもありますが、そういうものは発芽しないので避けておきます。マルチ(雑草を生やさないための黒いビニールシート)には等間隔で穴が開けられており、そこに種をまいていくのですが、一粒蒔いたら次の穴には二粒と、交互にまいていくとベストです。これは、どの植物でも言えることですが、発芽率というものが必ずしも100%ではないため、いわゆる保険として交互に二粒まくのです。
まき方は、土を指でなぞって2~3cmの穴を掘り、そこに落花生を横向きに置いて、かるーく土をかぶせればOK。1週間~10日前後で発芽します。そして、花が咲くまで育ったらマルチをはがし株元に土寄せをして、9月上旬から頃合いを見て収穫できるようになります。育った順から収穫していくので、種まきも時期をずらして少しずつおこなっていきます。

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さて、ポイントの説明も終わっていよいよ作業に移ります。子供たちはもううずうず、待ちきれません。紙皿に各自で落花生の種を盛って、いよいよスタートです。
どんどん手際よくハイペースでまいていく人、じっくり丁寧にまるで土と会話しながらまいていく人。こういう作業ってその人の性格が出ておもしろいです。もちろん、正解なんていうものはありません。
今回参加していただいたご家族の多くは千葉県在住で、ある程度落花生を旬で楽しんでいる方々。されど、出身地は全国津々浦々で、こちらに住み始めてはじめて落花生を楽しむようになったという方々が多かったのが印象的でした。

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「もちろん普段は食べるが、種をまくのはこれがはじめて」
「本当は家庭菜園などで育ててみたいがなかなか機会が持てないので、今日は参加できてよかった」
というものから、
「自分たちが口にするものがどうやってできているかを知れて嬉しい」
「子供に体験させたかった」
「こんな作業を毎日おこなう農家さんの苦労がわかった」
などなどのコメントも。さらに、
「茹で落花生をはじめて食べて感動したので、それをまた味わいたい」
「Bocchiのペーストが大好きなので」
といった嬉しいお言葉までいただきました。

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参加者みんなで協力し合いながら、2時間くらいでこの日の種まきはすべて終了。ランチは、近隣の山武市で、無農薬農家の野菜やお米を使って美味しいご飯とおやつをつくっていらっしゃる「ほっこりごはんとにっこりおやつ mam」さんのオーダーメイドお弁当で舌鼓。Bocchiのピーナッツペーストを使ったサブジやクッキーも特別にメニューに入れていただきました。

ほっこりごはんとにっこりおやつ mam
www.mamcreation.com

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さて、今年の秋にはたくさんの実をつけているかな? 収穫祭も楽しみです!

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