こだわったのは、そのなめらかな舌触り。加糖タイプ、粒入りタイプも。
Photo:ついに掘り取りの日を迎えた落花生。長かった草取りの日々も一旦終了し、無事乾燥してくれるのを祈るばかり。
9月上旬、Bocchiの畑では千葉半立(ちばはんたち)という品種の落花生を掘り取りました。この日は匝瑳工場のメンバー6人が応援に駆けつけてくれましたが、最高気温30℃を超える酷暑となりました。普段は空調の整っている工場内での作業に慣れているため、体がついていけません。15分おきに休憩しながら、なんとか900坪を掘り終えた頃には、熱中症に近い状態になるメンバーも(滝汗)。改めて普段から適度な屋外運動の大切さを思い知らされたのと同時に、生産者の皆さんがつくる生産物への感謝の気持ちが強くなりました。落花生は掘り取ると同時に天地返しし、10日前後乾燥させます。これを地干し(じぼし)といい、粗乾燥をします。
落花生畑では、掘り取ったあとも油断できません。草取りの日々が終わったと思ったら、鳥(ハト・カラス)による食害です(泣)。九十九里浜近郊の畑では全滅させられることはありませんが、山森を抱える畑では獣たちに全部食べられてしまうこともあるそう。さらに、地干し中の落花生に雨が多く降ると、乾燥不足から腐ってしまう豆も出てきます。10月の脱穀まで気が抜けません。次は「ぼっち積み」です!
みんなが一生懸命畑で掘り取り作業を行っている間も、匝瑳工場では「ゆで落花生」のレトルト加工がひっきりなしに行われています。「Bocchiからつきゆで落花生」は、最新技術のレトルト釜で殺菌加工されます。庫内温度誤差0.15℃以内で、熱水を使わない蒸気循環式調理殺菌装置のため、とっても省エネ!少しでも環境負荷を減らすため、匝瑳工場の屋根では太陽光発電も行っています。
九十九里浜近郊で生まれた落花生が、私たちの手によってピーナッツペーストになり、BLUE BOTTLE COFFEEさんの手によってピーナッツバタークッキーへと生まれ変わり、いまたくさんの人たちを笑顔にしています。
そのピーナッツバタークッキーが先日、私たちの工場に帰郷しました。ちょうど早めに収穫された新豆くんと初顔合わせ。なんだか、かっこよくなって帰ってきたお兄ちゃんと赤ん坊を見ているようで、微笑ましくなりました。
そんなBLUE BOTTLE COFFEEさんのピーナッツバタークッキーは10月までの期間限定販売ですので、お早めに♫ 開発秘話はBocchi HP内「ウェブマガジン」にてご確認ください。
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・Autumnフルーツテラス マルシェ @茨城県神栖市 11/1(日)
・大日本工芸市 @ 熊本 11/21(土)〜 11/23(月祝)
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